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どうも、B4UT 3rdのMasterEveです。
部内戦CHUNITHM部門、自選はこれだ!!
ド イ ツ 人
Schrecklicher Aufstand
※読みは「しゅれっくりひゃー あおふしゅたんと」*1
ということで、登場時から13+/14+の最高定数を守り続けてきたドイツ人を自選にしました。そのためにどのような対策をしたか書いていきます。
たぶんある程度は鳥/鳥プラ狙いのための参考にもなると思います。
経緯
まずドイツ人を投げようと思いついたのは、部内戦の概要公開直前の時期です。参加フォームの提出時のMaxレートが16.90だったためおそらく定数14.9が選曲上限になるだろうと考えました。*2
せっかくだし上限ギリギリのものを投げたいと考えた時、真っ先に浮かんだのが14.9初鳥のドイツ人でした。大昔から曲が好きだしドイツ語も好き*3で思い入れがあるのでこれに決定。
筐体で試してみては家に帰って譜面画像とにらめっこして…を繰り返した結果、後述する運指と意識を定めました
そして、無事に鳥プラを達成しました!
このときレートが伸びていますが、これは実に3か月ぶりのMaxレート更新。実はここからさらに大変なことが起きるのですが……それはまた別のところで。
ちなみに鳥プラまでの総プレイ回数は28回でした。
さらには前日練習で0-1を出して更新。運指が安定してからのアベレージは1,008,500くらいだったので自信をもって本番に臨めました。
手元
この先運指について詳しく書いていきますが、百聞は一見に如かずということで、まずは手元動画を置いておきます。
あいにく鳥プラ達成時は動画を撮ってなかったので別の回の手元です。
画面傾いててごめぇんね*4
運指&意識の詳細
それでは、運指と意識についてパートごとに詳しく見ていきましょう
1小節目~16小節目
初手から難しそうで難しくない、少し難しい配置が降ってきます。
パッと見シンプルな4鍵のように見えますが、気づいたらアハ体験のように形が変わって5鍵のようになっています。
5鍵を意識した途端に親指や小指が生えはじめ、リズムが崩れてミスアタが出て…ということが多発しました。
ということで解決策は、とにかく4鍵を崩さないことです。絶対に人薬以外の指を出さない、形が変わっていることに気づかないふりをし続けることを意識したら一発で改善しました。特に9小節目は崩れかけの状態から始まるので気を付けました。
13小節目からは押すだけです。この曲の12分縦連はBPM180の12分(=BPM240の8分)なので擦ってもアタックは出ませんが、自分は押しても間に合うので押しました。
これ以降もこの速さの縦連は押すことベースで運指を組んでます。
17小節目~32小節目
続いては、簡単そうに見えてめちゃくちゃ巻き込む地帯です。指で押せればいいけれど21小節などには5鍵もあって厳しい…
そこで解決策は、両手の人差し指だけでどつくです。
24小節目と31~32小節目以外はすべてこれで通ります*5。指が少ない分フリックはやや大げさに取ることが大事です。
あと12分って思ったより遅いから曲ちゃんと聞いてないと普通に早アタが出ます。
当初は不安なので人中の2本をくっつけて押していたのですが、それでも次のノーツを巻き込んだので思い切って1本にしたら安定しました。
Arcaeaで鍛えた強靭な指とプロセカで鍛えたフリック力をこんなところで発揮するとは…
33小節目~48小節目
個人的にはここは特に譜面ないです。というかここの動き楽しすぎる。
しいて言うなら、46小節目の12分フリックを適当に擦ってたら抜けたことが1回だけあったので、気持ち丁寧めに擦っています。
49小節目~64小節目
わかりやすく休憩。特に前半はいうことないです。
後半(57小節目~62小節目)はエアー側の手も使って交互押ししています。
当初は片手トリルをしていましたが2割くらいの確率でアタックがでたので運指を変更。
63小節目~64小節目は3連階段を押しながら次の難所に思いをはせます。
65小節目~72小節目
最初の難所、言わずと知れたインド人地帯です。
ここは動画でみてわかる通りエアー側のタップだけエアーの手を下して押します。エアーの手で2連打している間にエアーが抜けないか不安になりますが、実際にやってみると意外と問題ないです。それよりもしっかりと2打叩くことを意識します。
73小節目~80小節目
立て続けに難所。こちらは3鍵が要求されるのでオンゲキ押し(親・人・薬)で対処します。
意識しているのはホールドの始点のタイミングでもう片方の手は薬指を押しているということくらいですね。
77小節目からはまた押すだけです。今のうちにサビに向けて気持ちを整えます。
※ちなみに当初は65小節目~76小節目まですべて「中指ホールド+人&薬(子)タップ」で押してました。案外これでも8~9割通ってましたが、さすがに上記の運指のほうが安定感高いだろうということで変更。
81小節目~96小節目
さあいよいよ、「ドイツ人といえばこれ!」というサビの配置。
特にこの配置はめちゃくちゃ意識することが多いです。
意識すること
・画像の通りフリックと中央で分業
・フリック側の手をスライダー下半分、ホールド側の手をスライダー上半分におく
・ホールド始点のタイミングと場所を意識
・フリックは早めに擦っておいて問題ない
・2個目のフリック終点のエアーは無視してOK(ホールド側で拾えてせいぜい赤Jで済む)
改めて箇条書きにすると意識すること多いですね。実際には、このうち上2つは事前に練習してしみつかせてあり、5つ目の内容は「気にするな」というだけなので、プレイ本番で気にしているのは3つ目と4つ目です。
動画内では右手でフリックするときに4つ目の意識が薄くなってしまったようで、3つのフリックで遅アタックが出ています。
基本的にはこの配置を左右2回ずつ行います。僕は運指も完全に左右対称でやってます。
また後半2回はノーツがやや増えています。どちらもホールド側に、1個目のフリック直前と最後のフリックと同時のタイミングです。後者についてはフリックの手で巻き込めそうですが、不安なので一応それっぽくスライダーを触っています。
そのほか、84小節目(とその繰り返し)の配置は必ずしも誘導に沿った腕の動きをする必要はないですが、フリックの配置の関係で誘導に沿ったほうが事故が少ないと思います。(動画内では1か所フリックが擦りきれていません)
あと地味に意識すべきは96小節目の最後、中央の小さい黄色タップは気を抜くと抜けやすいです。
97小節目~104小節目
個人的にはここは休憩。曲にあっていてめちゃくちゃ楽しい配置です。
注意すべきは101小節目と103小節目の片手トリルが内側始動なことくらいです。
今のうちに折り返しフリックのガイド音をよく聞いて24分のリズムをしみつかせておきます。
105小節目~113小節目
ラスト発狂です。BPM180の24分が1小節分襲いかかってくる悪魔のような配置です。
その凶悪さゆえにさまざまな運指が提案されていますが、僕が採用したのはこれ。
折り返し部分は擦り、交互の部分は見たまま押すという運指です。
擦り部分の意識は、気持ち遅めに擦ることです。特に折り返した最後のノーツが表拍になることを意識しています。ここのために事前にガイド音をよく聞いていたわけです。
交互部分は見たままです。擦りラストの表拍を聞いたらすかさず5連打します。
この部分を擦る運指も有名ですが、Arcaea勢は交互押しを見ると交互に押したくなる生き物なので(要出典)、無理に読み替えるより見たまま押すことにしました。
この擦りと交互の複合運指は前後のつなぎも割とスムーズです。入りは折り返しフリックの手をもう一往復擦るだけですし、抜けは見たまま押してるだけなので当然問題ないです。
動画内ではこの地帯で2アタ。安定してからはこれ以上の失点はまずない上、30~40%くらいの割合でAJ通過できてるのでオススメです。
難所が終わったらあとは12分を押すだけです。最後は左右の負担を分散するため交互にエアーをとっています。
しっかり左右4個ずつ押し続ければGG!
まとめ
以上が僕がドイツ人をプレイするときの意識です。まああくまで僕個人の意識なので参考にしたりしなかったりしてください。
最後に一点、全体を通して大事にしていることを書いておきます。それは、予め難所を把握しておいたうえで、「そろそろ難所」という予兆といか目印を自分の中で定めておくことです。途中に出てきた「思いをはせる」とか「気持ちを整える」とかってやつです。
これをすることでスムーズに難所に突入できますし、比較的簡単なところで集中を切らしてしまうことも防げます。
もちろんこの意識はどの機種のどの譜面にも有効だと思うのでこれだけでも持ち帰っていただけると嬉しいです。
さてこの記事で書きたかったことはこれで全部です。お付き合いいただきありがとうございました。
予定では1週間後と2週間後にまたこのアドカレに登場するのでそちらも読んでください!
みんなもドイツ人をやってドイツ人になろう!
ちなみに:部内戦の結果
相手のネトストにより自選はほぼ割れてましたが、割れたところで相手は未鳥なので容赦なく投げました。
本番でもしっかりと鳥を出して自選を獲得!アベレージよりやや低めですが、緊張と手の冷えがあるなかでもしっかりこのスコアが出せて大満足です。
残りの2曲は以下の通り。
自選と課題曲をしっかりととり、2-1で勝利することができました!!
#B4UT部内戦2023
— MasterEve (@MasterEve2100) 2023年12月2日
CHUNITHM部門 vs あせと
自選のドイツ人ぶっ刺さってGG!!
両者ゴルルBAN読みで残ったのやばかったけど自己べタイで耐え!
1年越しのリベンジ達成👍 pic.twitter.com/07rlnOZLXh