みなさんこんにちは、MasterEveです。
今回は2月26日(土)に出場した七帝戦 Arcaea部門の個人的振り返りを行っていきたいと思います。せっかくなので、本番中だけでなく準備段階からどんなことを考えていたか書いていきたいと思います。
<七帝戦とは?>
七帝戦とは、旧帝七大学といわれる東京・北海道・東北・名古屋・京都・大阪・九州の各大学の音ゲーサークルが参加する大会です。大きく分けて家庭用部門とアーケード部門の2部門あり、それぞれいくつかの音ゲータイトルで競われます。Arcaea以外の機種は、期間中に出したリザルトをツイートしたうえで専用サイトに登録するインターネットランキング(IR)形式で行われます。Twitterで「#音ゲー七帝戦」と検索すると多くの参加者のリザルトを見ることができますよ。
そんな中Arcaeaだけは他と違い、専用のDiscordサーバーにみんなで集まり、事前にマッチングされた1 vs 1の試合を行う形式でした。
目次
注1)ジャケット画像は Arcaea Wiki からお借りしています
注2)譜面の画像はYouTubeのStaLight氏の譜面確認動画からスクショしています
準備のはなし
マッチング発表
試合当日のちょうど1週間前にあたる2月19日、マッチングが発表されました。お相手は京音のものりさん。昨年夏の都で同じ部門に出場していたのでお名前は存じ上げておりました。よくしゃべる方ということで印象に残っていました
そして気になる課題曲ですが…
業 -善なる神とこの世の悪のすべて-
????????????????
やりたくない。まーじでやりたくない。
最近一気にPM数を伸ばして10+の過半数はPMしていたのに、PMしてないほうの譜面が来てしまいました。どう詰めればいいものかかなり悩みます。
マッチング表を確認したら次にするべきは、マッチング相手のネトスト確認です。ものりさんのポテンシャルを確認すべくTwitterを見に行くと、無事格上でした(ものりさんが12.80、自分が12.78)。ただメディア欄を見てもほとんどがプロセカのリザルトで、めんどくさがりな僕は漁るのをやめてしまいました。メンヘラ度が足りない
準備期間
さて、発表から本番まで1週間あるわけですが、その間特に予定もなかったのでだいたい音ゲーしてました(Arcaeaに限らず最近ハマったSDVXやりに行ったりしてました)。
週の前半はとにかく苦手な業を何とかしようと思ってひたすらプレイしてましたね。対策する中でいろいろ考えたり改善出来たりしたところはありました。
(この記事ではそれもまとめていこうと思いましたが、書いてるうちにだんだん長くなってこの記事の趣旨がわからなくなるレベルにまで至ったので、別の記事として書こうと思います。しばしお待ちを。)
週の真ん中の水曜日にはB4UTの人たちに声をかけ、Link Play会を実施しました。大会本番の形式を体験しておこうという目的です。実際Link Play ならではの事象がいくつかあったので紹介すると、
・プレイ中、画面左上に現在の順位と差分が表示される
→休憩地帯で試合の状況を確認できたりします。また1位のときは金色に光るので、1位を競ってると視界の端がかなりチカチカして気になります。
・プレイ画面になってから最初のノーツまでが長い
→小節線がいつもより5本くらい多く流れてきます。ただでさえ緊張している大会の場で、いつノーツが来るかわからないこの状況はより緊張に拍車をかけそうです。
・判定が少しずれる
→これは個人差、個体差がありますが、僕の体感ではEARLYが多くなりました。参考までに僕の環境を書いておきます。
《プレイ環境》
機種:iPad Air 第4世代 (2020)
プレイスタイル:スピーカー出力、SEなし、物理打音を曲に合わせる
ハイスピ:4.5
判定調節値:通常時104 / Link Play時 101
さてLink Play 会も終わり、週の後半で業の完成度をあげていこうと思ったとこでしたが、ここで頭痛による急ブレーキが発生。考えてみればここ数日部屋にこもって音ゲーしかしてなかったので、目の疲れや首回りの凝りが溜まりに溜まっていたようです。さらには前日のLink Playのあたりから左手の疲労もたまっていました。人間は2時間連続で板をしばくようにはできていないようです…
仕方がないのでのんびり休憩をとることにしました。最近ハマったVtuberのジョー・力一のラジオを聞きながら寝てました。金曜もほとんどそんな感じです。
そうこうして結局ちゃんと詰め切ることができませんでした。頑張ってひねりだしたスコアがこちら。
PM、できず…
お相手のものりさんはしっかりとPMを決めていたようです。さすがですね。
当日のはなし
午前中
そんなわけで、目と頭と手の疲労はたまり、課題曲のPMもできず、満身創痍の状態で当日の朝を迎えました。
せめて業を自己べ近くまでもっていきたいなぁと思いながら午前中の練習をします。中盤数ある難所の完成度は悪くない感じでしたが、ここで事故が
ラストのこれ、急にできなくなった\(^o^)/
前々から難所になりうるだろうと思いつつずっとうまくいってたのでスルーしていたこれが、急に牙をむいてきました。当日の午前中にです。
ちなみに:僕は試合後にみなさんに教えていただくまでこの部分は20分だと思ってました。太鼓によくある24分3連+16分2連の繰り返しと聞いてとても納得し、なぜその発想がなかったのか不思議に思いました。たぶんAegle Seekerとかに脳を破壊されていたのでしょう。
ここで悩んだのは、「たくさん連奏して癖を解消する」か「事故ったのは気のせいだとおもって放置する」かです。焦る気持ちで連奏したくなりましたが、夏の都の失敗を思い出し、思い切って放置することにしました。おそらく勝負がつくとしたらここになるでしょう。
ちなみに2:昨年夏の都でどんな失敗をしたかというと、当日の午前中に課題曲のAegle Seekerを連奏していたら9月だったこともあって体温が上がり、わりかし正常な思考ができなくなってました。そのためかなり冷房を強くしたうえで狂ったように連奏を続けてしまい、本番では自選曲すらまともにできない状態になりました。コンディションは大事だと学んだ経験です。
放置したのにはもうひとつの理由がありました。お気づきの方もいるかもしれませんが、そうです、自選をまだ決めていないんです。
某芸人じゃありませんが明日やろう明日やろうと考えていたら当日でした。さすがに候補はいくつか用意したんですが、決め切れておらず。結局当日やってみてその結果次第で決めることにしました。候補は次の3曲です。
・CLIMAX
・Halcyon
・World Vanquisher
3曲を一通り1回ずつやってみたところ、Halcyonで2-0を出せたので(しかもどちらもイントロの低速)これに決めました。
まあ先延ばししつつも自選を選ぶのにいろいろ考えたりはしましたが、それも書いてると長そうなので後日。
そもそもこの記事書くのも先延ばしして1週間経っているので期待しないでください
試合本番
当日の試合順はラストでした。手前の試合は自選でPMを出す人もいたりなど大いに盛り上がり、それとともに緊張していきました。
さて自分の番、まずは自選を発表します。
そしてものりさんの自選はこちら。
BUCHiGiRE Berserker
うわああああああああああああ(またも未PM)(絶対抜けるアーク)(事故現場の縦連)
嫌すぎてマジで叫びました。そしたらだれかに「BUCHiGiRE Bersekerおるぞ」と言われてしまいました。だってブチギレ案件ですよこんなの。
1曲目
しかしずっとブチギレてるわけにもいかず、重い気持ちで課題曲の業に取り掛かります。心配はとにかくラストの難所ですが、結果は…
やっぱり事故りました。そしてお相手がうまい。課題曲をとられるとかなり厳しいルールでとられたのは痛いです。
ちなみに3:リザルト貼って思い出しましたが二人とも名前が変です。一応いうとExpressNEw1000が自分(MasterEve)で、Mafuyu Asahinaはお相手のものりさんです。まふゆ推しだそうです。
僕の名前についてはまた機会があれば解説します。
2曲目
続いて自分の自選のHalcyon。これは調子がよかっただけあってラスサビまでPMで通しました。緊張で震える左手をなんとか制御しつつ、これはこのままPMいけるのではと思った矢先、
普段抜けないとこがしっかり抜けました。「あっ!?」と声が出てしまったままやっているとあとはそのままPM。勝負には勝ったものの、けっこう悔しかったです…
3曲目
そして問題のブチギレ(正式名称めんどい)。そもそもプレイが久々だったのであちこちで事故が起きます。低速地帯の前に左上の表示を見ると、差は既に約35000点。さらに低速地帯でも失点がかさみ、点差は約49000点まで開きました。大きな点差を見てあきらめの境地に達しながらラスサビをたたき、曲は終了。
さあ、点差は…
3500点(FAR1個分)
え、悔しい!!!!!
どうやらものりさんもだいぶ事故ったようでした。あと1個ノーツをたたけていれば勝てたと思うとかなり悔しいですね。
ということで、総合点は1-2でものりさんの勝利でした。
感想&反省
試合には負けてしまいましたが、感想としてはとても楽しかったです。ひどく点差が開いたわけでもなく、ポテンシャルにふさわしい試合を見せることはできたんじゃないかと思います。
唯一の心残りはHalcyonのPMを逃したことですね。かっこいいところを見せたかった。
反省点としては次の3点です。
・「難所になりそう」を放置しない
・緊張による震えをなんとかする
・一度点差が開いてもあきらめない
各曲の失敗のそのまま裏返しです。特に対策しにくそうなのは二つ目のものです。大会の緊張感は大会でしか経験できないので、多くの試合機会を探すのがいいでしょうか。まだまだ一年目なのでたくさん経験を積みたいですね。
終わりに
以上で七帝戦 Arcaea部門の振り返りは以上です。初めてこのような記事を書きましたが、たった1戦に対して書きすぎてしまった気がします。しかも書きたいことが多いくせに先延ばし癖があるので公開がとても遅くなってしまいました。すみません。
それでもここまで読んでくれた方(もしいたら)、大変ありがとうございました!
追伸
・業について考えたことの記事も頑張って書きます
(追記:書きました↓)
・七帝戦の他の部門はいまかなり苦しんでいるので記事書くかはわかりません
(追記:スコアタ系はちゃんと詰められないので多分書きません)
・都は4機種で出るのでそれも終わったら記事書きます
(追記:書きました↓)